おばんです! ベイクリ(@baycrystal3)と申します。
最近、画像や動画などブログ素材を保存する手段として、ゲーム配信を始めることにしました。
配信したゲーム動画は、長時間アーカイブに残せるので、これまでの方法より断然楽になる見込みです。
自分で攻略している様子を全体の流れを見ながら追えるので、記事も書きやすいはず!(*’▽’)
そして、設定などを確認するテスト配信として最近発売された『Sea of Stars』を最近ずっと遊んでいたのですが、いつの間にか夢中になり、一気にクリアまでやってしまいました。
昔ながらのドット調RPGは管理人も実は大好きで、当サイトでも過去に似たようなジャンルのゲームの記事を書いてきています。
『Sea of Stars』は、ストーリーや世界観も良く、ゲーム性やシステム面も飽きさせない工夫が感じられる良作でした。
主にキーボード&マウスでPCゲーを普段遊んでいる管理人ですが、久しぶりにコントローラーで没頭できたゲームです。
予想以上に面白かったので、今回はそんな管理人がハマった『Sea of Stars』の魅力について具体的にご紹介します。
※一部ネタバレを含む内容です。
基本情報
タイトル | Sea of Stars |
開発 | Sabotage Studio |
ジャンル | RPG |
対応機種 | PC(Steam/Microsoftストア)/ PS5/PS4/PS Plus Xbox Series X|S/Xbox One(Game Pass対応)/ ニンテンドースイッチ |
価格 | PC/Xbox 4,000円 PS5/PS4 4,070円 ニンテンドースイッチ 4,400円 |
プレイ人数 | シングルプレイヤー |
公式サイト | Sea of Stars 公式サイト |
現在、PS PlusのゲームカタログやXbox Game Passの対象ゲーム一覧に発売初日から追加されているので、遊びやすくなっています。
Sea of Starsってどんなゲーム?
レトロ風ドット絵ファンタジーRPG
“至点の戦士”と呼ばれる二人の主人公ヴァレア・ゼイルとその仲間たちと共に、邪悪な錬金術師によって脅かされた世界を守るために大冒険を繰り広げていく物語となっています。
登場人物もそれぞれキャラクターが立っていて、中には主人公の二人よりも目立っている主要キャラもいたり…。
本作は90年代の日本のRPG作品に強く影響を受けて製作された作品で、スーパーファミコン世代の心に突き刺さる内容になっています。
戦闘はシンボルエンカウント式で、ターン制のコマンドバトルです。
ボス戦も通常戦も緊張感があり、一戦一戦が重要となります。
基本的にフィールドマップから町やダンジョンなどのエリアマップに移動して、そこで探索しながら様々なイベントや、戦闘が発生する流れです。
後半になると世界地図を開いて移動できるようにもなりますが、イベントの目的地がちゃんと☆マークで記されているので迷う心配もありません。
「どこに行けばいいのだろう?」という時間が無くて、ストーリー展開、探索と謎解き、戦闘にプレイヤーが集中できるバランスの良いゲームです。
そのため、レベル上げや金策のための戦闘などは必要なく、シンプルにストーリーに沿って進めていくことになります。
序盤からイベントが頻発してくため、プレイヤーは本作の世界観に自然と没入していくことになるでしょう。
感情移入しやすいストーリー
スタート時から語り部として登場する記録官による丁寧な導入部分で、プレイヤーは本作の世界観を知ってくことになります。
独特の世界観でありながら、難しい専門用語は無く、イベントによって世界の仕組みをヴァレア・ゼイルたちと共にプレイヤーはひも解いていくことになるでしょう。
意外な展開も起こるため、管理人もいつのまにか主人公と一緒に共感して感情を揺さぶられていました。
RPGの醍醐味とも言えるストーリーをとても重視している作品です。
台詞のシーンでも表情が一つ一つ変わるため、登場人物の気持ちも理解しやすいです。
架け橋ゲームズのローカライズによって、日本語テキストにも対応しています。
イベントによっては、アニメのシーンが挿入される場面もあって、何が起きているのかも分かりやすいと思います。
この辺りはレトロ風でありながら現代の作品らしい作りです。
BGMが最高
管理人が一番好きなのは戦闘のバトルテーマです。
一戦一戦が重要な戦闘となるゲームバランスなので、一瞬で終わる戦闘はほぼありません。
そのため、管理人の中で耳に残る本作の代表曲となりました。
管理人は本作をクリア後に知ったのですが、本作は『クロノトリガー』などで知られる光田康典氏がゲストコンポーザーとして参加しています。
本作が、サウンドにも非常にこだわっている事が公式のサウンドページからも伺えます!
秀逸な戦闘システム
本作のコマンドは主に、攻撃・スキル・コンボ・おやつの4種類。(途中から必殺技も追加)
一見、シンプルなコマンドに思えますが、やってみると奥深いです。
通常攻撃を連打してるだけで勝てる敵はほぼいなくて、しっかり装備強化をしていても同格ならば通常の敵でもしっかり考えてコマンド入力しなければいけません。
そして何よりも、本作はコマンドバトルだけでなく、戦闘中にアクション要素があります。
管理人が一番愛用したヴァレアのムーメランは敵に当てると跳ね返ってきて、タイミングよく跳ね返らせることができれば攻撃を続けることが可能です。
単体攻撃でありながら、何度も複数の敵に跳ね返らせて範囲攻撃のように使用できる点が気に入って、月の力が苦手な相手には真っ先に使用していました!
続ければ続けるほど、次第に速く跳ね返ってくるので、ある意味リズムゲーです!
他にも溜め続けてタイミングよく放すスキルや、ムーメランと同じようにタイミングよく押さなければ続かないスキルもあります。
さらに、通常攻撃やブロックにまでアクション要素があり、タイミングよく押すことで追加攻撃を繰り出したり、被ダメを減らすことも重要です。
この辺りの戦闘システムは昔のJRPGから進化させている本作の要素の代表例でしょう。
本作はMP管理についても戦闘中に考えさせられる要素です。
キャラクターの最大MPは、スキルの消費MPから考えると非常に低く設定されていて、強力なスキルを連発することができません。
そのため、MP回復手段である通常攻撃、おやつなどで工夫しなければならないのです。
通常攻撃はMPを3回復することができて、おやつで使用する料理の中にもMPを大量に回復する効果のものがあります。
他にも主人公二人のMPを同時に戻すことができるコンボ技もあって、管理人は特に多用していました。
通常攻撃には生マナを敵から得られる効果もあり、床に散らばった生マナを使用するブースト状態になると、通常攻撃に属性が付与されたり、スキルが強力になったりします。
そのため、スキルや通常攻撃、コンボ技でできるだけ攻略してMPを回し、おやつはピンチ時のみに使用する場合が多かったです。
おやつに使用する料理は、様々な種類もあり、レシピさえあれば自分で作成することも可能です。
お店でも購入可能ですが、あまり買い過ぎると装備強化が遅れるかもしれません。
料理は最大10個までしか持ち歩けないため、どんな料理を持ってボス戦に挑むかでも、攻略成功率は変わってくるでしょう。
レシピの収集要素もありながら、同時に攻略時の回復手段として大事な役割もあるのが料理です。
また、本作の戦闘攻略において最も重要なのが、敵のスキルの威力を弱体化、またはスキルそのものを阻止できるロック破壊です。
敵の行動予定にロックと呼ばれるパネルが表示されたら、そのパネルに対応したタイプの攻撃パターンのダメージを与えることが重要となります。
パネルを全て壊すことができれば、敵の行動がキャンセルされてるので非常に有利です。
上記で説明したブースト通常攻撃もロック破壊に有効な手段なので、その組み合わせをゆっくり考えるパズルゲーム要素がある点も本作の戦闘システムが秀逸だと感じた要因となりました。
このように、プレイヤーによる技術介入度が高い点が本作の戦闘システムの大きな特徴でしょう。
ゲーム中に秘宝と呼ばれるゲーム難易度に影響するくらい強力なアイテムが手に入ります。
ON/OFFの切り替えは自由なので、高難度を求める人はOFF推奨!
アクションが苦手な人はONにしてストーリーを楽しんでみるも良いでしょう。
戦闘システムにこだわりながらも、難易度設定も配慮されている点は好印象です。
こだわりの演出
本作にはマップや敵キャラのグラフィックの使いまわしが、ほとんど見られませんでした。
色違いの敵が出てきたり、マップも同じ景色の繰り返しというようなことは一切ありません。
常に新しい敵との遭遇で考えされられたり、マップの探索は常に新鮮な気持ちで進められます。
マップ探索中のアクションもゲームが進むにつれて種類が増えていくため、謎解きのギミックも徐々に複雑になっていく点も面白かったです。
管理人が個人的に感動した演出はタイトル画面です。
ゲームの進捗に合わせてタイトル画面にも変化が見られます。
こういったこだわりの演出が、毎日早く続きがやりたくてワクワクさせられた理由の一つでしょう。
やりこみ要素
釣り
あまり脇道に逸れるゲーム性ではないものの、本作にはやりこみ要素もしっかり用意されています。
定番の釣りでは、全種コンプリートできました!
慣れるまでなかなか釣り上げが成功しない難敵な魚もいて苦労させられます…。
ミニゲーム
本作では、世界中を冒険する中でホイールズプレイヤーと出会うことがあります。
彼らと対戦して勝利することで初回のみ得られる報酬があり、それらを全て集めなければ対戦できないホイールズのボス的な存在も確認できました。
最初慣れるまで少し苦労するかもしれませんが、コツをつかむとそれほど難しくない難易度のゲーム性です。
真エンディングの存在?
他にもドラゴンクエストの小さなメダルのような各地に隠されている虹の巻き貝の全て集めるまでが大変な収集要素もあったり、アリーナバトル、隠しボスもいます。
これらを全て攻略した場合のエンディングも気になる所です。
予想外の良作
今月はStarfieldに没頭予定だった管理人ですが、意外な良作の登場でStarfieldのプレイが遅れてしまいました。
本作は追加DLCの開発もあるらしいので、まだまだやり込みそうです!
今回は、非常に完成度の高いレトロ風ドット絵ファンタジーRPG『Sea of Stars』についてご紹介しました。
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