おばんです! ベイクリ(@baycrystal3)と申します。
今回の記事は「再鍛錬」についてです。
『ディアブロ イモータル』の再鍛錬は、クラスやプレイヤーの育成の好みで大きく変わる本作の育成要素であり、やり込み要素の一つとなっています。
※本記事はやり込み要素である「再鍛錬」をテーマにしているため、上級者向けの記事です。
この記事では、管理人が使用しているクルセイダー視点で再鍛錬について紹介すると共に、再鍛錬の仕様についても解説します。
最近追加された新仕様についても触れているので、最後まで読んでみてください。
再鍛錬とは?
再鍛錬とは、レジェンダリー装備にボーナス能力値を付与することです。
ウェストマーチの鍛冶屋チャルシで行うことができます。
再鍛錬をするためには、レジェンダリー装備を一定以上強化していく必要があり、ランク6で初めて1段階目の再鍛錬が解放され、ランク16まで到達すると3段階目の再鍛錬が可能となります。(該当のランク到達強化時にランダムな系統ボーナス能力値が付与)
再鍛錬に必要なもの
再鍛錬の石
ランダムな系統ボーナスを付与できる石です。
運任せなランダム付与となるため、狙っている系統ボーナスを付与するには、相当な数が必要となる場合があります。
ゲーム内で入手できる場合も多いため、再鍛錬を意識しているプレイヤーは石をできるだけ集めておきましょう。
主な入手手段は、柄商人・戦場シーズン報酬・バトルパスです。
再鍛錬の石を1個消費して、1回の再鍛錬の行うことになります。
オーブで購入できる再鍛錬の石
ショップ>素材からオーブを消費して特定の系統の効果を付与できる再鍛錬の石を購入することができます。
課金することにより、通常の再鍛錬の石の使用時より簡単に再鍛錬の系統ボーナスを狙うことができるわけです。
後述する系統セットボーナスを狙う時などに有用となるでしょう。
価格はそれぞれ1個あたり100オーブです。
注意点
同じ能力値を1つの装備部位に複数付与することはできません。
例えば、スキルダメージ上昇能力値ばかりをメインハンドの装備に3カ所付けるといったことは不可能です。
スキルダメージ上昇が既についている装備部位には、それ以外の系統ボーナスが再鍛錬時に必ず選択されるため、系統セットボーナスを得るために同じ系統を狙っていく場合、次第に当たりづらくなっていく計算となります。
1系統あたり、5種類の系統ボーナスがあるため、本作の再鍛錬は6系統全30種の系統ボーナスです。
目的の系統セットボーナスを揃えるとなると、通常の再鍛錬の石を使用した場合、後半の再鍛錬になればなるほど狙っている系統ボーナスは出現しにくくなります。(1カ所目5/30、2カ所目4/29、3カ所目3/28…)
さらに付与される能力値には、数値にばらつきがあり、それを厳選するとなると更に膨大な再鍛錬の石が必要です。
以上の理由から、課金を抑えたいならば、なるべく戦場シーズン報酬は伝説ランクまで上げていきましょう。
ランキングも高ければ高いほど報酬で得られる再鍛錬の石が多いです。
ご自分の戦場に割ける時間と相談してみてください。
系統セットボーナス
3段階目まで同じ系統ボーナス能力値で揃えた場合、追加で系統セットボーナスを得られます。
同じ系統ボーナスの装備数 | 確率 | ダメージ | 内部クールダウン |
1 | 2% | 100% | 80秒 |
2 | 4% | 110% | 80秒 |
3 | 6% | 120% | 80秒 |
4 | 8% | 130% | 80秒 |
5 | 10% | 140% | 80秒 |
6 | 12% | 150% | 80秒 |
実装当初の系統セットボーナスの仕様が上の表です。
管理人は当時から系統セットボーナスを6部位揃えていて、発動確率を上げていました。
ところが、内部クールダウンが80秒に設定されていたため、発動する機会は期待していたよりも少なかった印象です。
この仕様がシーズン7で大きく変わることになります。
同じ系統ボーナスの装備数 | 確率 | ダメージ | 内部クールダウン |
1 | 2% | 100% | 80秒 |
2 | 4% | 100% | 40秒 |
3 | 6% | 100% | 27秒 |
4 | 8% | 100% | 20秒 |
5 | 10% | 100% | 16秒 |
6 | 12% | 100% | 13秒 |
シーズン7のアップデート後の現在の系統セットボーナスの新仕様が上の表です。
ダメージボーナスが削除されて、同じ系統セットボーナスの装備数が増えていくごとに内部クールダウンが減っていく仕組みが導入されました。
これは、シランガー城が導入された際に追加された祖霊特性と懇望装備の仕様に寄せた形です。
シーズン7からは、系統セットボーナスの部位を揃える価値が格段に上がりました。
系統セットボーナス一覧
系統 | 能力リスト | 系統セットボーナス |
---|---|---|
鬼火 | 敵を1体倒すと、確率で火の玉を吹き出すヒュドラを召喚する | |
震動 | メイン攻撃を行うと、確率でダメージを与えて 付近の敵を1.5秒間スタンさせる | |
衝撃 | 攻撃されると、確率でその攻撃者を移動不能にする | |
報復 | メイン攻撃を行うと、確率で全ダメージが1秒間100% 増加する | |
障壁 | 攻撃されると確率で6秒間ダメージを吸収する障壁を獲得する | |
破壊 | 敵を1体倒すと、確率でその死体が爆発して 付近の敵にダメージを与える |
再鍛錬の系統の決め方
冒頭でも話した通り、再鍛錬はプレイヤーが使用しているクラスやプレイスタイルで何を付与するべきか変わってきます。
上の系統セットボーナス一覧を確認しても分かるように、様々な用途に適したスキルがあるからです。
この系統ボーナスには、セット効果も含めて大きく分けて2種類あります。
PvP用(対人用)とPvE用(対モンスター用)です。
そして、各系統にはクラスごとに向き不向きもあります。
ここでは分かりやすく決め方の例を挙げていきましょう。
PvP重視
宝物庫・追放の儀式・戦場など闘争の円環コンテンツに積極的に参加しているプレイヤーは、再鍛錬に力を入れていくことになるでしょう。
特に戦場で有利な系統セットボーナスを狙うメリットがあります。
管理人の場合も、これに該当していました。
追放の儀式に参戦しているクランの盟主なので、どうしても対人戦は意識しなければいけません。
そこで系統ボーナスが全て戦場(PvP)で役立つ震動に着目しました。
系統セットボーナスもスタンを付与するダメージスキルということで、石化宝石とも相性が良いです。
そして何よりも、震動の系統セットボーナスのスタン攻撃は、自分を中心にスタン範囲が広がるという点が決定的でした。
クルセイダーのような近接職と相性もよく、メイン攻撃で頻発させることができるスタンは前線を支える場面が多いクルセイダーのプレイスタイルともマッチしています。
四つ裂き採用のビルドについても、震動系統セットボーナスが6部位もあると、メイン攻撃の手数が増えるためスタンとの相乗効果で爆発力があって面白いです。
しかし、同じメイン攻撃を主体とする遠距離アタッカーのデーモンハンターの場合、スタンが自分中心の範囲となると相手に当てるのは難しいかもしれません。
手数が多いデーモンハンターの場合は、火力を上げることができる報復の系統ボーナスやセット効果の方が戦場ではプレイスタイルに合っています。
また、どのクラスであっても生存や耐久を優先する考え方ならば、衝撃や障壁を採用するのもおすすめです。
PvPを優先する人ほど、系統セットボーナスを活かす場面が多くなります。
PvE重視
普段のフィールドやダンジョンでの狩りにも重きを置いているのならば、火力特化の考え方が大事です。
火力を出す系統ボーナスは報復がPvPとも両立ができておすすめです。
メイン攻撃を主体とするクラスならば、先日の大型アプデ後解放された4カ所目以降にメイン攻撃のダメージ上昇を加えることで、報復のセット効果の瞬間火力だけでなく、平均的な火力も向上させられるようになっています。
このような再鍛錬ビルドはPvPとPvEを火力特化で両立できているのが魅力です。
また、あえてセット効果を発動させず、各系統ボーナスのいいとこ取りで安定した火力向上を図る考え方もあります。
系統セットボーナスによる爆発力はないものの、どんな状況でも恩恵がある再鍛錬ビルドです。
再鍛錬の新仕様
さらにここに来て、再鍛錬の新仕様についても分かってきました!
その新仕様とは、最近解放された4カ所目以降も系統ボーナスを揃えた場合についての事です。
ランク21に強化到達時、運よく震動系統ボーナスが4カ所目にも付与された管理人はある記述に目が止まります。
系統ボーナスダメージ10%増加!?
5カ所目も系統を揃えて6部位全てコンプリートしたら120%増加するのだろうか?
唐突な系統ボーナスダメージ10%増加の表記に驚いた管理人は、同時に他の部位も4カ所揃えた場合、効果が重なって乗るのか気になり始めます。
検証してみた
幸い他の系統ボーナスよりもスタンダメージを与える震動は検証がしやすかったため、もう1部位4カ所揃えた部位を増やして検証してみました。
ちゃんと記載通りにダメージが伸びているのか気になったからです。
検証時は、パラゴン・祖霊特性・残滓・レジェンダリー宝石・固定チームの部屋割など、ダメージの増加に関係するものは全て外しています。
4カ所ボーナス1部位時(+10%時)
スタン範囲発動時、12,189ダメージを与えています。
白い通常ダメージに注目してください。
4カ所ボーナス2部位時(+20%時)
スタン範囲発動時、13,477ダメージを与えています。
ちゃんと約10%ほどダメージが伸びていますね!
※追記 4カ所ボーナス5部位時(+50%時)
スタン範囲発動時、16,672ダメージを与えています。
新たな選択肢
5カ所目も系統を揃えた場合、追加で10%増加の記載も確認しています。
震動は、5種類全てどの系統ボーナスもPvP向きです。
さらにダメージ増加も見込める新仕様も考慮に入れると、系統セットボーナスを5部位揃えるのは強力な選択肢と言わざるを得ません。
特にクルセイダーをしている管理人視点ならば、震動の系統を極めるのは対人戦において強力に思えました。
将来的に6部位合わせて120%乗ったら今のスタンダメージが倍増することに!
他の系統ボーナスの記載についても調べてみましたが、どれも系統セットボーナスを10%ずつ増加させていく仕様のようです。
震動の検証を踏まえると、報復は100%増加ダメージバフがどんどん強化されていくのでしょうか?
障壁は、系統を極めた場合、獲得するシールド量が将来的に倍増(+120%)するのかもしれません!
この辺りは震動に極振りしている管理人では自力で検証できないため、教えていただけると助かります。m(__)m
以上のことから、再鍛錬は様々な組み合わせがある奥深い育成要素ということが分かりました。
※追記 見た目にも変化あり
系統セットボーナス3カ所セット時
他人には見えないので自己満足の部類でしかありませんが、右手の光の玉はこれまで二個でした。
系統セットボーナス4カ所セット時
系統ボーナスダメージ10%増加が一部位でも発動している状態だと右手の光の玉が一個増えます。
合計三個に!
強化がなかなかできない!
再鍛錬を行うにあたって、レジェンダリー装備のランク強化は必要不可欠です。
そのための必要素材が足りていないプレイヤーは、上位プレイヤーと比べると狩り(Farm)時間が足りていません。主にレベリング時に経験値ボーナスを得ている新規プレイヤーにその傾向が強いです。
特に塵集めはレジェンダリー装備のランク強化に重要なので、普段の日課から意識して集めてみてください。
報酬クエスト、サイドクエスト、深淵浄化、ダンジョン周回などダストを手に入れる手段は色々あります。
特に最近では、ダンジョンに鍛冶屋が追加されたこともあってダンジョン周回の素材獲得効率は上がっている印象です。
ナマリの神殿はボス戦が多いので、他のダンジョンより分解時に塵が手に入る黄色装備がドロップしやすいと思います。
廃品素材だと攻略完了時に宝箱が多数出現する忘れられし塔もおすすめ!
どちらのダンジョンも高速周回しやすいので、時間が確保できたらどんどん回していきましょう。
いずれ再鍛錬の強化ラインまでレジェンダリー装備を育てていけるはずです。
今回は、新仕様が判明した再鍛錬について検証結果も交えて、ご紹介しました。
参考になれば幸いです。m(__)m
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