子ギツネの大冒険#4
前回、攻城兵器と司書を撃破して、封印を解く鍵の三色のうち赤と緑を攻略した子ギツネ。
強敵との戦闘を乗り越えた子ギツネに新たな試練が待ち受けていました。
※ストーリー上のネタバレを含みます。
新たな発見
序盤からずっと謎だったキツネが描かれているコインの使い道が、説明書を見ていて管理人は気づきました。
このゲームは読めない文字が羅列している説明書の中に色々なヒントが隠されていて、これだけ説明書をじっくり眺めるゲームは他にないのではないでしょうか?
このコインをマップに点在している井戸の近くで使用すると、井戸の中に投げ込むことが分かりました。そして、何枚か投げ込んでいると、インベントリ画面にあるスロットの数が増えたんです。
連鎖的に、同じく謎のレアアイテムだったアイコン装備がパッシブスキルであることに気づき、これらをスロットに装備できる数が増やすためにキツネコインが存在していることに気づきました。
今まで一個のスロットに適当なアイコンをはめ込んでいるだけで効果等一切考えてもいなかったので、ビルドを考えるという新たな楽しみが加わってきたと共に、より複雑なゲーム性に少し戸惑う管理人です。「もっと早く気付いていれば今までのボス戦がもう少し楽だったなー」と思いつつ、子ギツネは新たなエリアへ向けて出発します。
採石場
山の扉付近にある階段から下りていくと、新たなエリア採石場に辿り着きました。このエリアはスカベンジャーという強力な武器を使用してくる今まで以上の厄介な通常敵に加えて、環境ダメージとして「瘴気」が存在しています。実は、だいぶ前の段階で一度足を踏み入れたことがあって、その際は、瘴気の効果がよく分からず即死して撤退した苦い思い出のあるエリアです。荒廃した環礁でも少しありましたが、「瘴気」は紫の導線の中の禍々しいエネルギーのようなものが漏れ出ている場所で発生していて、特にこの採石場はその状況が顕著で戦闘が大変でした。スカベンジャーの中には遠くから狙撃してくるスナイパーもいて、めちゃめちゃ痛いです!
瘴気の効果は、発生源の近くにいるとMAXHPがどんどん下がっていく最悪のデバフなので、なるべく遠ざけながら移動して探索をしていきました。しばらく探索をすると、スカベンジャーのマスクと同じようなアイコンのパッシブスキルを発見します。(発見場所は採石場の上部にある修道院です。)
早速スロットにはめ込んで採石場での探索がだいぶ楽になりました。キツネコインの使い道が事前に分かってて本当に良かったです。ちなみに、採石場の一番低い場所の開けたところを下に移動し過ぎると落下死してしまう場所がありました。初見殺しですね!(怒)
散弾銃を獲得
採石場で探索を進めていくと、散弾銃を発見しました。火力が高くて強いんですがMPの消耗が激しいので雑魚敵が大勢いる場所くらいしか使い道がない印象です。MP回復アイテムが大量にあればボス戦等でごり押しできそうですね。
謎の地下空間へ
採石場の一番低い場所には入口があって、その中に入ると一気に雰囲気が変わりました。採石場に大量にいたスカベンジャーたちの死体が転がっていて、広大な地下空間が広がっています。失われた文明がその空間にはまだ存在していたような様子です。説明書には青の場所のヒントとして世界の根元に封印されているとあるのでここに青の鍵があると確信!
マップに点在してた紫の導線のエネルギーを管理していた黒い装置のようなものが、ここでは大量生産されていました。失われた文明がここではまだ生きているということなのか、何か大きな秘密が隠されているのか謎は深まるばかりです。
この装置の中に入っているモノが一体なんなのか分かりませんが、禍々しいエネルギーの正体がどうやらコレのようですね。
通常の敵も非常に厄介な配置や多数で襲ってくるため、このエリアあたりから難易度がとにかく上がっている印象を受けました。ちなみに手に入れたばかりの散弾銃がこのエリアでは大活躍です!MP消費量が大きいことからあまり使うことは予想してませんでしたが、通常の敵や中ボス相手に重宝しました。それから個人的にこのマップのBGMは好きですね。
隠された金庫室ボス「スカベンジャーの親玉」
『TUNIC』の想像以上の世界観に圧倒されている管理人。
隠された金庫室最下層で、子ギツネと同じように青を狙っているスカベンジャーの親玉との戦闘に突入しました。司書戦に続き、同族のような見た目のボスとの戦いで、明らかに主人公の上位互換のような攻撃を繰り出してくる親玉は強すぎます(泣)。子ギツネの強化も順調に進んでいただけに、このゲームの予想以上の死にゲーのようなゲーム難易度に圧倒されました。
物陰でスキルを回避しようとしても広範囲のスキルには通用しなくて、おまけに凍らすこともできなくて今までのボスより隙が全然無い感じです。子ギツネが手に入れたばかりの最強遠距離武器である散弾銃まで使ってくるし、ひたすら死ぬの繰り返しました。
困った管理人は、ここでも散弾銃ごり押しを試してみる事に。散弾銃は特効なのか分かりませんが、被弾したスカベンジャーの親玉は怯んでいるように見えました。
結局そのまま、剣で斬ることはあまりせずに散弾銃で倒すことに成功!散弾銃最強!
封印解除
三色揃えたため、封印を解除しに神殿に向かった子ギツネ。
封印が全て解かれたため、以前見た母キツネが閉じ込められていた場所へ向かいます。
今まで閉じ込められていた場所に姿がありません。中央の大きな剣が飾られていた空間へ移動すると、母キツネの姿を発見。
この部屋にあった大剣を手にとると、子ギツネに襲いかかってきたのです。びっくりしました!
継承者との戦いがはじまる
この空間では子ギツネは初期ステータスのままで勝てるわけもなく、継承者に惨敗。ここから夜の世界に飛ばされた子ギツネは、継承者に勝つために失われた力を取り戻しに奔走することになります。昼間とはマップの地形も微妙に変化していて、会話をするNPCが色んな所に湧いていました。
まずは夜の世界になって入れるようになった古の墓地へ。ここの通常敵は姿が見えなくて相手をするのが面倒でした。
大聖堂
ここの通常敵は子ギツネとそっくりな敵がいて、機敏な偽子ギツネは攻撃も鋭くて強かったです。最下層(説明書の13の位置)まで降りていくと、物騒な場所に出てしまいます。
ここは、今までの通常敵フルコースで次々に湧いてくる場所で、子ギツネが選択した像と同じ敵が出現します。(一部のボス:庭園の騎士は出現。)一番右の像が回復ターンなのでこの使いどころが重要でした。本来なら余裕な雑魚敵ばかりですが、ステータスが初期化されている状況なので非常に苦しい戦いになります。剣で斬るのは厳しい状況の敵も多く、ここでも散弾銃を多用することになってしまいました。爆弾などアイテムもフル活用してできるだけ遠距離で戦うようにして、死闘の末なんとかクリアしています。
このステージをクリアすると、説明書に掲載されていた王冠を獲得。
この王冠を装備すると他ゲームでいうブリンクのような瞬間移動が可能となりました。これでさらに今まで行けなかった場所の探索が可能となります。同時に、この瞬間移動を使って力を取り戻せる場所が頭の中に浮かび上がりました。
瞬間移動すれば、アイテムを獲得できそうです。
力を取り戻す子ギツネ
封印を解いたせいでなぜか自分の力が封印されてしまった子ギツネは、記憶を呼び起こすまで少し迷ったものの、この力を封印された6カ所全ての場所へ行き着きなんとか全ての力を取り戻すことに成功しました。ワープエリアの中で、一カ所だけ右下から瞬間移動で飛び移れる場所があります。管理人は運よく気づきましたが、ハマるポイントかもしれません。
一応説明書にヒントは記載されているので、気づいた人は自力で来れるのではないでしょうか。この場所から序盤に通った東の森へワープして英雄の墓へ辿り着くことができました。
継承者戦
継承者はこれまで倒してきたボスに比べるとそこまで強くない印象。剣で斬り合うことができました。強力な攻撃を繰り出すパターンだけ把握しておけば被弾はそこまでなかったです。あと瞬間移動がやっぱり強かったので、被弾が少なかったのはそのおかげですね。ネットで調べてみると他の人は砂時計を使ってスロー状態にしてから攻略している人もいるようです。
一度倒したと思ったらもう一度復活された時は、少し戸惑いました。
意外にも継承者はラスボスだったようで、エンディングへ。母キツネだと思っていた存在が実は敵だったのでさえ驚きでしたが、加えてラスボスという結末になんか違和感がありますね。
ゲームオーバー?
継承者が倒されるとその力が子ギツネに集約されていくと思っていたら、まさかの結末。
あの三色の封印の鍵が再始動し、今度は子ギツネが封印されるところでエンディングへ。
疑問の残る終わり方だし、加えて説明書のページも完成しておらず、謎解きも残したままなのでこれはBADエンドなのかもしれませんね。説明書の45Pと46Pにそれを匂わせる記述もあるので、これから膨大な謎解きが待っていそうです。
残る多くの謎
- 未完成の説明書のページ
- 妖精の泉
- 山の中の扉
以上が、主な未攻略のポイントです。この辺りを全て攻略すれば、真のエンディングに辿りつけそうですね。噂によると、このゲームの制作期間は7年ということでその膨大な時間がかかった理由はこの作り込みのせいではないかと言われています。説明書をこれだけ熟読したゲームは他にないですし、細かい所に謎解きのヒントが隠されている本作を思い返すと真実かもしれません。
謎解き攻略へ
冒険はひと段落ついたところですが、謎解きが残されているので次回はそちらの攻略になりそうです。今回はラスボスを倒したところまでご紹介しました。
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