おばんです! ベイクリ(@baycrystal3)と申します。
先日リリースされたばかりの高難度アクションRPG『Dolmen』(PC/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One)に最近ハマっている管理人です。
本作は、インディーゲームとしては珍しく、かなり本格的な3DアクションRPGでメジャーなフルプライス作品と比較されるくらい話題となりました。
この記事では、始めたばかりの初心者が迷いがちな本作の仕様や選択クラス、おすすめビルドなどの基本情報について解説します。
『Dolmen』ってどんなゲーム?
本作は、TPS視点で展開するアクションRPGで、ジャンルとしてはSFコズミックホラーに分類される内容の作品です。
世界観としては、宇宙旅行テクノロジーと環境適応を目的とした遺伝子操作によって、他の惑星を植民地化した人類が、惑星「レヴィオン・プライム」で未知の恐怖と直面していくストーリーとなります。
プレイヤーの任務は、惑星「レヴィオン・プライム」に豊富に存在するという貴重な資源「Dolmen(ドルメン)」という謎のサンプルを持ち帰ることです。
未知の惑星の探索をしながら、そこに巣食う数々のエイリアンと激闘を繰り広げることになります。
本作は高難度アクションRPGを謳っているのもあって、「DARK SOULS」シリーズ等と比較されるようなソウルライクなタイトルとして発売されました。
実際にプレイしてみると本当に難しくて、序盤に登場する通常の敵でさえ攻撃パターンや弱点属性等を理解していないと苦戦を強いられてしまいます。
しかし、高難度アクションを求めるプレイヤーだけでなく、アクションが少し苦手な人でも楽しめる仕様も確認できました。
それは、本作にはドロップ品を集めて装備作成をしてビルドを作り上げるハクスラ要素があることです。強敵で苦戦してしまってもレベルを上げてキャラクターを成長させたり、有利な属性装備を作成したりして攻略の難易度を下げることができました。
ここでは、そのような初心者が押さえておきたい基本情報を中心に紹介していきます。
初心者向け攻略情報
クラス選択
ゲーム開始時のキャラクターメイクの時点で選ぶことになるクラスをそれぞれご紹介!
本作は、スタート時に5つのクラスの中から選択してプレイ開始することになるのですが、ゲームが進行するにつれてレベルが上がり、装備作成などができるようになるとスタート時のクラス間の特色は薄くなり、プレイヤーの育成ルートやプレイスタイル次第でキャラクターの個性が決まってくる仕様となっています。
そのため、スタート時のクラス選択は、主に序盤のプレイ環境を決定付ける要素だと考えてくれればOKです。おすすめ評価も記載したので、始める際の参考にしてください。
リクルート
レベル1からスタートして、プレイヤーがステータスの振り分けを考えることができます。
プレイしてみた感じだと盾持ちでジャストガード等の練習がしやすい印象でした。慣れてくると安定感があり、特に大盾のリクルートは装備が強力なのでおすすめです。
レベル1スタートの脆さを大盾でカバーすることが可能!
遠近両方の武器が序盤の敵にダメージが通りやすい氷属性なため、遠距離攻撃で属性やられ状態にしてから近接攻撃で追撃することで火力も十分に出るし、標準的な立ち回りをすぐに覚えられます。
【追記】装備が強いリクルートの方ですが、初回特典「反乱軍セット」装備のことでした。この特典がある人は、プレイ開始時のクラス選択画面で出てくるようです。
ハイブリッド
レベル8からスタートして、ステータスが遠近どちらにもいけるように振られているクラスで最初から大盾を所持しています。このクラスもリクルートと同様に序盤の敵にダメージが通りやすい氷属性の武器を最初から所持しているため、属性攻撃を意識すれば火力が出るし、バランスが良いクラスです。
バウンティハンター
レベル8からスタート。スタミナに特化して、攻撃と回避を多用するプレイスタイルに合っているクラスです。
手数が多く火力の高い双剣を最初から所持していますが、属性が炎属性なため序盤の敵に対して火力ダメージの優位はあまり感じられません。また、盾を装備していないので防御は武器ガードとなり防御力は期待できないクラスです。
最初のボス「デメンチュラ」戦の報酬素材で作成する装備「デメンチュラ・クロー」が手に入ってから試しても遅くはないプレイスタイルだと思います。
エナジーモードの属性攻撃の衝撃波が発生した時に、手数と合わさった爆発力が魅力の一つ。
タンカー
管理人が最初にはじめたクラス!レベル8からスタート。生存能力に特化したクラスです。
体力と耐久力にステータスが振られているため、死にづらく初心者向きな印象ですが、武器が大剣ということで動きが非常にもっさりしています。また、盾を装備していないので防御が武器ガードとなってしまうため、防御には適していないクラスです。
一発の火力が高く、強攻撃は非常に強力で雑魚敵を即死させることも可能となっていますが、強敵との戦闘となるとスタミナ切れを起こしやすく武器の隙も大きいせいで被弾してしまう場面も珍しくありません。
そのため、スタミナ切れを起こしたタイミングでスタミナの代わりにエナジーを消費する「エナジーモード」を多用してごり押しすることが多くなる印象です。
最初から持っている武器の属性は強酸属性で、序盤の敵に対してそれほど有利ではないのも残念な点でしょうか。
しかし、大剣は非常に当たり判定が広く、突如湧いた多数の雑魚敵戦を相手にする場合などはこのクラスとプレイスタイルなら切り抜けやすかったです。
【追記】タンカーもリクルート同様に初回特典の「反乱軍セット」装備を装着している状態の方をクラス選択で選ぶことができます。こちらの方が装備が強いので特典のある人は反乱軍セット装備で始めましょう!
シャープシューター
レベル8からスタートで、遠距離特化クラス。
エナジーゲージを最も多用するクラスで、最初から強力なアサルトライフルを所持しているのが特徴です。
本作は遠距離攻撃だけでも離れている敵を倒すことが可能なことに加えて、最初から氷属性の武器をもっているので火力も強いです。間違いなく序盤最強クラスでしょう。
また、雑魚狩りをさくさく安全にできることから、最初のボス戦前にセット装備をそろえることも難しくはありません。
シャープシューターと相性の良いヒューマンテクノロジー効果が発動するゾアンシリーズの防具と近距離用武器として、ゾアンブレード(大剣)を作成して装備すれば遠距離攻撃の威力を10%上昇するところまでセット効果を発動することが可能です。
このセット効果はプレイスタイルとも非常に噛み合っていて、序盤を乗り切って本作がどんなゲームか環境を理解するのに最も適したクラスと言えるでしょう。
エナジー
本作にはHP(赤)とスタミナ(緑)とエナジー(青)の3つのゲージがステータスに存在しています。
プレイヤーは、戦闘中はこのゲージを全てしっかり管理しなければいけません。
HPはキャラクターのライフを表示するゲージで、無くなるとキャラクターは死亡してしまいます。対応する体力のステータスを伸ばしてHPを上げていくと、物理防御力も上がっていくためHPを増やしていくとそのまま生存率の上昇に直結するでしょう。
スタミナはキャラクターが走ったり、回避したり、防御したり、攻撃したりと様々なアクションに応じて消費するゲージです。対応する耐久力のステータスを伸ばしてスタミナ値を上げていくと、状態異常への耐性も上がるため、スタミナを増やしていくと自然と動きやすくなっていきます。
そして、本作のエナジーには、様々な役割があるため攻略していく上で最も理解しなければいけない要素です。エナジーゲージを上昇させるためにエナジーのステータスを増やしていくと、属性攻撃への防御力が上昇します。
HPを回復するリソース
本作の回復は、対応キーを入力するとHPを即時回復するため、強力な攻撃を受けてダウンしてもすぐには死にません。その代わり、エナジーゲージを一定量消耗しての回復となります。そして、他のゲームタイトルの回復ポーションにあたるのが「バッテリー」という回数制限のあるアイテムです。
戦闘中に使用すると隙だらけになってしまうため、ボス戦などでは使うタイミングが非常に難しいアイテムとなっています。ボスがダウンしている時に、追撃に出るかバッテリーを使うか悩む局面に度々遭遇することになるでしょう。
戦闘中でも即時回復できるものの、それによってエナジーゲージを消耗した場合、いずれ回復できなくなったり、戦闘中に重要な要素となる「エナジーモード」の時間が無くなってしまうという恐れがでてきます。
スタミナに置き換わる「エナジーモード」
攻撃にリアクターの属性が付与されて遠距離武器と合わせて強力な攻撃が可能となっているエナジーモードですが、実はこのモード中は攻撃モーション等すべてのアクション時にエナジーゲージが消費するようにもなります。モードをOFFにすると一時的に消費したエナジーモードはスタミナと同様にして次第に回復していく仕様です。
連撃でスタミナを出し尽くしたり、ガードでスタミナが残り少なくなってしまったりした際の打開策として非常に有用なのがこの「エナジーモード」となります。
タンカーの項目でも触れたように、スタミナを出し尽くして攻撃を与えて残りHPが少ない敵にとどめをさす際に、あと一手のごり押し策としても非常に重宝するでしょう。
エナジーモード中はスタミナが回復していきます。
エナジーはアクションの度に一時的に消費しますが、エナジーモードをオフにするとスタミナのように回復する仕様です。(濃い青のゲージの最大値まで回復)
スタミナの回復とエナジーモードの切り替えをうまくやって両方管理することで、安定した戦闘スタイルを構築していくことが攻略のカギです。
遠距離攻撃
遠距離武器を使用する際に消費するのもエナジーです。
弱射撃は、エナジーモード中の攻撃同様に一時的にエナジーを消費しますが、時間が経過すればスタミナのように回復します。しかし、遠距離武器によっては強射撃はエナジーモードを即時回復のように一定量消耗するため使いどころが重要となっています。
基本的には遠距離攻撃によって敵を属性やられ状態にしてから、近接武器の属性とシナジーを発生させる目的で使用する場合が多いです。
遠距離攻撃を主体に置くプレイスタイルの場合は、エナジーを消費して敵のライフの大半を削り、あとは近接武器でスタミナを消費してとどめをさすといったエナジーを多用しながらもエナジーモードを使用しない立ち回りもあります。
ビーコン
本作には探索を進めて行く上で重要な拠点となる「ビーコン」がマップ上に存在しています。
装備作成やレベル上げを出来る宇宙船へワープするための中継地点としての役割だけでなく、他のビーコンの場所へワープする移動手段として使用される場合が多いです。
またビーコンに触れた場合は、完全回復してバッテリーの所持数も戻り、敵の位置情報が全てリセットされるので、倒した敵が復活します(※ボスやイベント敵は除く)。
この機能を利用して、レベ上げや装備作成に必要な素材集めなども効率的に行うことが可能です。倒す敵によって落とす素材が違ったり、運が良ければレアな素材も手に入るため、強敵やボスに遭遇して足止めを食らった際は、ビーコンを拠点にして狩りを行う場面もあるでしょう。
上述した攻略に欠かせないバッテリーの数が残り少なくなってしまったり、死んでしまいそうなときは一度最寄りのビーコンに立ち寄ることをおすすめします。
死亡すると所持していたナノマシン(本作の経験値)とドルメンの欠片(本作のタイトルにもなっている貴重なサンプル。ボスをリスポーンさせるときに使用する。)を失って、死亡した危険な場所まで戻って回収しなければいけなくなるからです。
テクノロジー
本作にはモンハンのセット防具のような効果を持つテクノロジー(全部で3種類)というものがあります。
装備を組み合わせて自分なりのビルドを考えて装備を作成していくのも本作の楽しみの一つです。
自分のプレイスタイルに合わせてどのような装備を目指すべきか、このテクノロジーがその判断指標となってくるでしょう。
ヒューマン
主に遠距離攻撃に関連する効果が多いです。エナジー消費の調整を強化するテクノロジー。
1段階…バッテリー使用時、回復量が50%上昇
2段階…遠距離武器の威力が10%上昇
3段階…HPが0になると自動的にHP、スタミナ、エナジーが最大値の50%まで回復(クールダウン10分間)
レヴィアン
主に近接攻撃に関連する効果が多いです。身体能力を強化するテクノロジー。
1段階…近接攻撃の際、HPが少し回復 (※追記 ゲーム内説明は誤表記の可能性あり?実際はエナジーが回復している)
2段階…近接攻撃時、一定確率で周囲の敵に強酸属性ダメージ付与
3段階…スタミナが0になると自動的にアドレナリン状態になり、10秒間スタミナ回復速度アップ(クールダウン3分間)
ドリラー
主に耐久関連の効果が多いです。アーマーを強化するテクノロジー。
1段階…HPの回復量が20%アップ
2段階…回復時にステータス異常状態も同時に回復
3段階…エナジーモード時に防御すると発動。自分の周囲に600ダメージを吸収するフォースフィールドを発生(クールダウン4分間)
装備を作成しよう
装備作成には、新たな属性攻撃を手に入れたり、テクノロジーの効果を発動させる以外にも大きなメリットがあります。
それはドロップした素材を利用したボーナス付与です。武器作成に関して言えば、素材によっては攻撃力を上げるだけでなく、攻撃スピードを上昇させたり、スタミナやエナジーを消費するコストを抑えたりする効果があります。防具の場合だと防御力を上げるだけでなく属性防御も同時に上げる事が可能です。
装備作成は、キャラクターを最も成長させる要素の一つといっても過言ではありません。
またボーナス付与の数値は、レアな素材ほど高くて、最強装備を作るために素材集めの雑魚狩りし続けていくという立ち回りをするプレイヤーもいるでしょう。
防具はグレードをどんどん上げていくことになり、必要素材も増えていくのである程度自分のプレイスタイルを考えたうえで先を見極めた装備作成が求められます。
限られたレア素材の使いどころが大事!
おすすめビルド
序盤はテクノロジーの3段階にすることはできないため、それも踏まえて序盤の環境を中心に考慮して管理人がプレイしているおすすめのビルドの一部をご紹介します。
※装備の中には製作しても、必要ステータス条件を満たさないと装備できないものがあるので注意!
遠距離特化ヒューマンビルド
エナジーや精密性、科学のステータスをあげた遠距離メインのプレイスタイルのビルドです。
防具は、ヒューマンテクノロジーを上昇させるゾアンシリーズ。
武器は、ゾアンブレード・ファイア(炎)とニキダーマ・ショットガン(炎)の組み合わせ。
リアクターはもちろんファイア・リアクター
このビルドだと遠距離武器の威力が10%上昇するヒューマンテクノロジーが2段階まで発動するため、火力が凄まじいショットガンを大量に放つことが可能です。大攻撃のダメージ倍率が高いので強射撃なら雑魚敵を一発狩りできるのも珍しくありません。
炎属性は序盤に有利な属性ではないとはいえ、装備作成にはドロップ素材を利用したボーナス付与もあるので、レベルアップ以外のステータス上昇要素があります。このビルドが完成するとテクノロジーの効果も重なって相当強くなりました。
注意点としては、ゾアンブレードとショットガンを製作した際に、装備するために筋力を2程度上げる必要があります。遠距離完全特化では装備が限られてくる点も覚えておきましょう。
近距離特化レヴィアンビルド
体力、耐久力、筋力をあげた近距離メインのプレイスタイルのビルドです。
注意点としては、このビルドを構築するためには最初のボス「デメンチュラ」を3回倒す必要があります。
防具は、レヴィアンテクノロジーを上昇させるカニプテイシリーズ。
武器は、デメンチュラ・クローとアシッド・ゾアンピストル(強酸)の組み合わせ。
リアクターはアシッド・リアクターを用いた強酸属性のビルドです。
このビルドだと近接攻撃時に一定確率で周囲に強酸属性ダメージを付与するレヴィアンテクノロジーの2段階が発動するため、強酸属性の連鎖攻撃が可能です。
爪武器の近接攻撃ということで手数も多いので、レヴィアンテクノロジー効果との相性も非常に良い印象でした。
ボス「デメンチュラ」を周回する手間はありますが、モンハンなどで双剣を使うようなプレイヤーにはおすすめのビルドとなっています。
【追記】バグ対策
本作には、残念ながら発生すると厄介なバグが報告されています。
そのバグの内容はキャラクターの表示がおかしくなったり、透明になって見えなくなってしまうことです。
主にボス戦で発生しているようですが、バグはムービーのスキップ時によく起きていました。
すぐに修正されるとは思いますが、管理人はムービーをスキップしないようにしてからはバグは発生していないので、ボスを周回する時などもムービーを最後まで見るようにしています。
キャラクターが透明になると攻略も難しいし、周回中だとドルメンの欠片を無駄にしてしまうのでムービーを最後まで見るようにしましょう!
まとめ
今回は、高難度SFアクションRPG『Dolmen』についての初心者向けの攻略情報をご紹介しました。
難しいゲームですが、初見で分かりにくい箇所を少しでも解消できたら楽しみやすいゲームだと思います。
参考になれば幸いです。
引き続き本作の攻略情報を発信していく予定ですので、よろしくお願いします。
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