おばんです! ベイクリ(@baycrystal3)と申します。
今回の記事は、Steamで早期アクセス中のローグライクパチンコ『Peglin』についてです。
「ローグライクパチンコ」と言われてもすぐにどんなゲームかイメージが湧きませんよね?
管理人も実際そうでした。
ただプレイしてみると、夢中になってクリアするまでやり込んでいる自分の姿があったのです…。
中毒性がすごい!
そんなわけで、本作にはやってみなくちゃ分からない魅力がたくさんありました。
この記事では、そんなユニークなゲーム性を体現した『Peglin』の攻略情報と共に、本作の魅力についてご紹介していきます。
『Peglin』ってどんなゲーム?
本作を分かりやすく例えるならば、ピンボールゲームの名作『Peggle』とデッキ構築型ローグライクの名作『Slay the Spire』を掛け合わせたようなゲーム性です。
マップやレリック、デッキ構築などのゲーム進行の基本的なシステムは、『Slay the Spire』と似ていて、戦闘の部分をカードバトルではなく『Peggle』のようなピンボールゲームで戦う斬新なゲーム性となっています。
この手のローグライクジャンルのゲームに馴染みのあるプレイヤーならば、すぐに仕様は把握できるでしょう。
ペグ
本作を語る上で、「ペグ(釘)」はとても重要な役割を担っているため、説明を欠かすわけにはいきません。
オーブの行く末はランダム性が強いものの、こういったペグの特性を理解して打ち出す方向を決めるのはとても重要です。
レリックやオーブの効果には、「ペグ」に対して効果を持つものもあったりして、それほど難しくはないのですがプレイしてみてから気づかされることが多いです。
管理人は、「なるほど!こういう動きになるのか!」と本作の独自性の色が強いペグを絡めた物理演算に唸っていました。
オーブ
パチンコで戦う本作は、様々な種類のオーブ(パチンコの玉)の中から選んで集めてデッキを構築していくことになります。
オーブにはそれぞれピンボール上の動きと敵に対しての戦闘攻撃に関しての特性があるので、効果的なオーブを選んで戦っていく戦略性が重要です。
場合によっては、順番が来たオーブを捨てて次のオーブを放つ時もあって、その取捨選択やオーブの特性に合った玉の打ち出す方向など意外と考えることが多いのも面白い要素でした。
ペグに向けて放った玉が思った方向と違う方へ跳ねてしまってスコアが出ない場合もあれば、予想外のフィーバーで大ダメージを敵に与えて一瞬で戦闘が終わることもあります。
オーブ紹介
これから種類もどんどん増えていくと予想されますが、現段階で実装されているオーブの一部を紹介!
オーブ名 | ピンボール効果 | 戦闘効果 | 使用感 |
---|---|---|---|
スーパーボール | めっちゃ弾む | なし | ペグに跳ね返ると勢いよく弾けるため、運が良いとなかなか落下せずスコアを稼ぐことが可能。 |
リフレッシュオーブ | ペグに6回ヒットさせる度、盤面がリセットされる | なし | ペグのリセットがなかなかできず事故る可能性を無くすオーブ。デッキの安定感を高める。 |
アイサイクル | このオーブは、最初にヒットさせたペグを貫通する | 通常攻撃が敵一体を貫通する クリティカルペグにヒット時、攻撃が全ての敵を貫通する | 敵の数が多いときに重宝するオーブ。一列に並んだ敵がいるときは、クリティカルペグに当ててハイスコアを狙いたい。 |
大岩 | でかい | 地上の全ての敵を貫通する | 重量のある挙動をする大きなオーブ。多数戦闘向き。 |
オブターガイスト | 上昇時、ペグを貫通する | 全体攻撃 | 幽霊のような挙動と戦闘スタイルのオーブ。 |
ボムオーブ | ペグを爆弾に変える | なし | オーブ自体には攻撃力が無いが、大量の爆弾攻撃が可能になるオーブ。コンボ次第では、ボスにも有効な大爆発になることも。 |
マトリョーブカ | 「マルチボール」(分裂効果) | なし | 本作で一番人気になりそうなオーブ。分裂するため、大フィーバーしてハイスコアを獲得することが可能。 |
他にもまだまだオーブは存在しています。中にはイベントでしか手に入らない特殊なオーブも!?
運要素
本作には、ゲームの進行に大きな影響を及ぼすアイテムとしてローグライクではお馴染みの「レリック」が登場します。
デッキシナジーや戦闘で活躍するものもあれば、パチンコらしい運要素が絡むものまであってゲーム進行の流れで獲得していく仕様です。
『Slay the Spire』をプレイしている人ならば、このレリックの重要性は気づいていると思うのでルート選びの際になるべく手に入るように立ち回ると思います。
「戦闘が終わったらルート分岐のどちらの道を選ぶか選択する」
この時、デッキ構築ローグライクのほとんどのゲームは、マップを見てどちらに進むべきか考えて選択できるわけです
このジャンルではお馴染みの光景ですよね。
ところが…!
本作はパチンコバトルの独自性のため、このルート選びも思うように行かないことがあります。
ピンボール上の盤面の下に主人公Pegrinがオーブと同じように落下して、左側か右側のどちらに落ちて行ったかによってルートが決められるんです。
しかも、Pegrinはオーブとはちょっと違った独特な跳ね方するのに加えて、戦闘で残ったペグに弾かれてしまったりします。
「思っていた方向と逆に行ってしまった!」なんてこともしばしば起こるでしょう。
ルート選びですら運要素がある点が本作の特徴なのです。
レリック
ここでは管理人の印象に残ったレリックを一部ご紹介します!
レリック | 効果 | 使用感 |
---|---|---|
重ね重ねのプレゼント | すべてのペグは「頑丈」になる。 | ペグがなかなか壊れなくなるため、オーブが跳ねまくって全体的にスコアが上昇しやすくなる。 |
怒りの指輪 | ダメージを受ける度、全ての敵に被ダメージの2倍のダメージを与える。 | 強敵ほど活躍する。高難度モードのときは特におすすめ。 |
マトリョシカシェル | 全てのオーブに「マルチボール(分裂効果)」が付与される。 与ダメージ-2/-2 | 攻撃力が上がるレリックと併用するのがおすすめ。このレリックがあるときに強化したマトリョーブカを放出したときの大フィーバーは脳汁がヤバい! |
スーパーブーツ | ルート選択時、ペグに1回ヒットさせる度、HPが1回復する。 ルート選択失敗時にダメージを受けなくなる。 | 回復系のレリックの中では、おすすめ。ルート選択失敗のダメージを無くしてやり直せるのも便利。デッキの安定感が高まる。 |
地獄のインゴット | 5個のペグにヒットさせる度、ターゲット中の敵からHPを1吸収する。 | 回復系のレリックの中で最強。HPを犠牲にして手に入れるイベントで手に入る。ペグにヒットさせるだけで効果が発動するため、色々なオーブやレリックとシナジーを持つ。 |
吸魂の杖 | 与ダメージが2倍になる。 ペグに15回ヒットさせる度、2ダメージを受けるようになる。 | デメリットが少し痛いが、火力が大幅にあがるレリック。地獄のインゴットと相性抜群! |
ぶっとびハンマー | 投てき攻撃が「オーバーフロー(後続の敵に超過ダメージ)」を持つようになる。 | このレリックがあるだけで、貫通性能がないオーブも複数の敵に攻撃がヒットするようになって戦闘の安定感が高まる。 |
他にも様々なレリックが存在しています。これからも種類は増えていくでしょう!強力な組み合わせを発見してオリジナルの最強デッキを作る楽しみがこのジャンルの醍醐味ですよね。
マップ紹介
現在実装されているエリアは3つです。
森林エリア・お城エリア・鉱山エリアとなっていて、左から順番に敵が強力になっていきます。
各マップを象徴した敵やピンボールステージは登場するものの、マップのマス目で起こるイベントに関しては基本的に共通点が多いです。また、本作は戦闘するターン制RPGの内容ではありますが、全体的に殺伐とした雰囲気はなく可愛らしいキャラクターが多数登場するような和やかな雰囲気という点も大きな特徴です。
そのため、ランダムで発生するイベント内容もそんな本作の和やかな雰囲気を象徴するようなものばかりでした。
これなら親子でも一緒に遊べて良いですね!
マップのマス目については以下の通りです。『Slay the Spire』をプレイしたことがある人ならすぐに理解できる仕様だと思います。
- 宝箱…レリック獲得
- ?…イベントや戦闘、レリック獲得等何が起こるか分からない
- 白ドクロ…通常敵と戦闘、勝利後オーブ獲得や強化
- 赤ドクロ…エリート敵と戦闘、勝利後オーブ獲得や強化、レリック獲得
- 終着点…エリアボス戦、勝利後ボスレリックを獲得
まとめ
管理人がプレイした感想で言うと、カードバトルのようなデッキ構築や緻密な計算はそこまで必要ないため、他のローグライク作品よりは気楽に楽しめて易しめな印象です。
しかし、やり込み勢用の高難度モード「クルーシボール」に関しては、敵が強化されるだけでなくペグやオーブの構成にもハンデがつけられてしまうため急に難易度が上がっている印象を受けました。
通常の雑魚敵戦でも相当な苦戦を強いられてしまうので、ペグの特性を完全に理解してある程度跳ね方を予想できないとクリアするのは難しいかもしれません。
実際『Slay the Spire』のアセンション20クラスの高難度モードも、相当運よくデッキ構築やレリック集めがうまくいかないとクリアできないゲーム性でした。
本作はそんなローグライクの運要素を最大限に活かしたユニークなゲーム性となっています。
他に気になった点としては、ストアページの紹介にあったストーリー上の宿敵ドラゴンも現段階では登場していないので、これからさらにボリュームを増やして正式リリースとなるのではないでしょうか。
現在早期アクセス中ですが、頻繁にアップデートもされている作品ですので今後の展開も要注目です。
この記事を読んで、興味を持った人は正式リリース後にでも是非プレイしてみてください。
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